スタイラスペン難民の手書きメモ魔がBamboo Tipを買ってみました

普段液タブでお世話になっているwacom様からペアリング不要でAndroid、iOSどちらにも対応する極細スタイラスペンが発売されたので、スタイラスペン難民のブタは「wacom様なら間違いないっぺー」と鼻息荒いまま、よく調べず何も考えずにすぐにポチりました。

スタイラスペンを何のために使うのか

まずここをはっきりさせておきます。
私は三度の飯より手書きでメモることが好きです。
どれくらい書き狂いか興味のある方はこちらの記事を読んでいただければなんとなく伝わるかと思います。

[ファンティア更新]ディナープラン#4

2018年1月19日

基本はアナログのノートにペンでメモりますが、エバーノートのヘビーユーザーでもあるので、理想はiPhoneでエバーノートに手書きメモを、普段と同じスピードと精度で書きたいと思っています。
もちろんエバーノートの機能に「手書きスケッチ」というフリーハンドで書けるものもありますが指ではなくペンで書きたいのです。
「絵や図など描ける」右脳ベースのメモを取れるかどうかも重要です。

また、趣味で漫画を描き散らかしている腐ったブタですので、外出時にタブレットで漫画のネームなども描けたらいいなーと思いながら、その辺の紙に描いて写メってエバーノートやグーグルドライブで管理しています。

今まで試したタッチペン

100均一のディスクタイプタッチペン

twitterで回っていて、速攻で買いましたが、透明な丸の部分がストレスすぎて私ごときには使いこなせませんでした。

aibow 極細 タッチペン


これのブラックを持っています(色によって価格が違う…?)
他の方のブログやレビューを色々見ながら買ったが、メモできるレベルではなく、全く使っていない…

めちゃくちゃ期待して買ったBamboo Tip

まずパッケージです。シンプルでいいですね。
Bamboo Tip パッケージ

裏面です。
Bamboo Tip パッケージ 裏

中のペンはこんな感じで入っています。
ペン本体の長さは14cmちょいです。
Bamboo Tip ペン

持っているペンの先端比較です。
左から「フリクション(ボールペンとの比較のため)」「aibow」「Bamboo Tip」「ワコムのペンタブ」
ボールペン aibow Bamboo Tip ワコムペンタブ ペン先 比較
こう見るとボールペンってめちゃくちゃ細いんですね…
aibowの方が若干太いです。

充電ケーブル(USB)はペンの裏側に収納されています。
microUSBなので、USB-Cポートだけの新しいMacbookユーザーなどは変換プラグが必要です。
充電器の長さは25cm程度で短めです。
Bamboo Tip 充電ケーブル

説明書はこんな感じでペアリング不要なので、デジタルよくわからんおばさんの私でもなんなく使用できます。

持つとこんな感じです。
Bamboo Tip
重量は16gです。すごく軽く感じます。
私が普段使用している液タブのペン(ワコム Intuos Cintiq Intuos Proオプションペン)が16gなので、同じ重さですね。
元々持ってたaibowのタッチペンは29gなので、結構重かったんだなーと気づきました。

ペンの上の部分が開くのでそこに充電器をぶっさします。
Bamboo Tip 差込口 充電

使用前にまず充電します。パソコンなどにつなぐとオレンジ色のランプが点灯します。
Bamboo Tip 充電

説明書には「およそ2時間ほどで充電が完了」と表記されていましたが、1時間半ほどでランプが消えて充電完了しました。
連続稼働は20時間、数分使用しないとオートでパワーオフされるので、消し忘れでの充電切れの心配はありませんね。
Bamboo Tip 充電

早速書いてみます!

まずはiPhoneのエバーノートで試してみます。
使用しているのはiPhoneSEです。画面小さめ。

エバーノートの手書きメモは

図形の自動認識がデフォルトでオンになっていますが、フリーハンドの線を精査するために、こちらはオフにします。

書いたもの

Bamboo Tip 書けない
ん????????

私は普段wacom様の液タブを愛用しています。
そのノリでスイスイとフリーハンドで書き放題なのかと思っていました。

書けませんでした!!!!!!!!!

世の中はそんなに甘くないのか!!!

他の端末でも試してみよう!

Android端末のQua tabを持っているので、こちらでも試してみます。
今度はマンガネームというアプリで描いてみます。

描いたもの

わかりやすいようにムービーを撮ってみました。

ファーーーーーーーー!!???!!!

描くスピードも相当ゆっくりにしたつもりでしたが、全然追いついてこないし線が死ぬほど途切れました。
元々持っていたaibowとほぼ変わらない線のクオリティ…

<理想>

<現実>

結論

うまく書けない。

「これがあれば、もうひらめきを逃しません。」
って商品説明に書かれてたんですが、ひらめきを逃しまくりで目から血が…

仕事などでのスピードを求められるメモでの使用はもちろん、趣味で書くにもしんどすぎますね。
私の使い方が悪いのか、使用した端末やアプリとの相性が悪いのか
(iPhone+エバーノートは絶対使いたい人おるやろ…)

画面に手が触れると反応してファー!となる

画面に触れた手を入力として感知しないようにする機能(パームリジェクション機能)はついてないので、
手を浮かして書かないといけないのでめちゃくちゃ書きづらいです。

iPadにapple pencilでお絵描きしたい勢が代替品として買ったら爆死する可能性が高いと思うのでご注意ください。

********

普通にタッチペンとして使用する分には極細先端で見やすくて使いやすくていいと思います!
ゲームとかする方にもいいんじゃないですかね!
私ゲームしないのでスーパー無責任なおすすめです申し訳ございません。

amazonのレビューはパッと見悪くないんですが、Vineメンバーと呼ばれる商品を無料で提供してもらってレビューを書いてる方と、そうじゃない方の意見が違いすぎますね…

wacom様には日頃とてもとてもお世話になっているので、今後もATMとしてがんばりたいです。

手書きメモ魔の旅はまだ続く….


このレベルでも描ければ満足するのに…
価格も「思ったより安いな」と思ったので、納得といえば納得。世の中はそんなに甘くない。

apple pencilがiPhoneに使えるようになればいいんですけどねぇ…

iPad pro導入をずっと迷っています。

ここまで読んでくださった方ありがとうございました。
現場からは以上です。

津夏
俺の屍を越えてゆけ…